【私の健康法】

2018年6月13日

心の健康…人と接する事の大切さを噛み締める

吉野4丁目 瀬上 裕子さん

 突然の夫の死から丸3年余り。いまだに元気になったかなと思っていると、急に落ちこんだりの日々で、砂を噛むような食事の繰り返し。そんなある日、杖をついて出掛けたファミレスで、ボランティアグループで一緒だった友人達と偶然出会った。泪があふれ流れた。心の奥が深く淋しかったのだ。思えば引きこもってからは誰とも会っていなかった。うつ病の初期段階だったのかもしれない。
 これを機に、その友人達から公的な社会資源の活用方法を教えてもらったり、介護支援サービスなどを手配していただき、要支援2の介護認定も受ける事ができた。全くもって「私の健康法」とは言えないかもしれないが、友人達との再会から人と接する事が増え、デイサービスの利用、ヘルパーさんの手助けのおかげで、茫然自失だった私は、ここまで立ち直ることができたのだろうと思う。