ちょっと ひと言
2018年3月14日
平和の祭典「平昌オリンピック」。史上最も寒いオリンピックと揶揄される中、アスリート達の超人的な技と熱戦にテレビに釘づけの毎日であるが、ひとつ気になる事がある。それは、放送時間の遅い競技がとにかく多い事だ
▼今大会は日本と時差がほとんどない韓国開催。欧米開催であれば時差の関係で深夜に放送されても不思議ではないのだが、スキージャンプやモーグルが夜10時頃からスタートし、終了が深夜にまで及んでいたのだ。真夜中の現地の気温はマイナス10度以下。選手たちが、この悪条件下でコンディションを維持し続け、最高のパフォーマンスを発揮できるとは到底思えない
▼そんな事を悶々と考えながら、五輪特番を観ていると「各国のテレビ局は多額の放映権料をオリンピック委員会に払っているので発言権が非常に強く、欧州で人気のスキー競技は欧州のゴールデンタイムに合わせる為、夜遅くから競技を開始した」と解説員が述べた
▼まさか欧米の放映時間の都合に選手たちが翻弄されていたとは
▼4年に1度の大会に向けて選手がどれだけ頑張ってきた事か…私たちはその純粋さの結晶に感動感激するのに…アスリートファースト!選手が主役でしょ!
(MK)