シリーズ 介護通信 Q&A-8
2018年6月27日
「たんぽぽ」利用者家族の生の声を紹介
デイサービスたんぽぽ 室長 松本 清士
定員10名の認知症専門のデイサービス「たんぽぽ」のケアは、利用者の個々に合わせた精神的・身体的な部分の機能回復や援助、自宅に引きこもりがちになる認知症高齢者の社会的な孤立感を解消するだけに留まりません。ご家族の介護の負担を少しでも軽減することも目的としています。そこで、今回の「介護通信」はいつもと趣向を変えて、ご家族の視点から「たんぽぽ」に対する生の声を質問形式で紹介します。
Q1「たんぽぽ」を利用するようになって、よかった事はなんですか?
◆ 以前は家に閉じこもってばかりだったが、「たんぽぽ」でいろいろな体験が出来て、今では行く日を楽しみにしている。
◆ 以前の施設では、いやがって風呂に入らない時もあったが、「たんぽぽ」では毎回入れている、ありがたい。
◆ 「たんぽぽ」に行っている間に家の事や買い物が出来ている。自由な時間が作れる。
Q2「たんぽぽ」に通いはじめて、利用者さんに変化はありましたか?
◆ 以前はテレビばかり観ていたが、家の中の事にも興味を持つようになり活動的になったと感じている。
◆ 以前は機嫌が悪く、「あれせんかいっ!これせんかいっ!」と私(妻)に怒鳴ってくる事があったが、今は機嫌がよい。家でも割と普通に過ごしている。少人数で個別対応をしてもらっているからだと思う。
Q3「たんぽぽ」に今後期待する事はありますか?
◆ 助かっている。本人の好きなことをこれからもさせてほしい。
◆ 家の中で介護を続ける事は難しい。今のまま通い続けてくれればうれしい。
◆ 今のままで助かっているが、急なお泊りが出来れば、なおありがたい。
ご意見をいただいたご家族の皆さん、本当にありがとうございました。これからもスタッフ一同、利用者さんやご家族に「寄り添う」支援に尽力していきます。