世界大会に参加して

2019年10月23日

平和の尊さを改めて思う
8月7日から9日まで長崎で行われた原水禁世界大会に佐藤さんと2人で参加してきました。期間中は天候に恵まれ?連日37度を記録する暑さの中、原水禁世界大会の開会式、閉会式に出席する事が出来、国際的な反戦、反核、平和への取り組みが幅広く行われている事を知りました。また、佐世保では日米地位協定によって日本人が立ち入ることが出来ない地域が存在し、夏の渇水時に市民は給水の我慢をしていても米軍の施設や住宅には対象とならない「不平等な現実」を知りました。
8月9日の朝には、他の法人の皆さんと共に平和公園へ行き組合員さんからお預かりした「千羽鶴」を奉納に行き、平和の大切さを新たにする事が出来ました。送り出してくださったみなさん、ありがとうございました。

松本 清士

思いやり予算を国民生活に
「長崎を最後の被爆地に」という思いから、平和祈念式典での長崎市長の挨拶に「1日も早い核兵器の無い世界の実現に向けて声を上げていかなければならない」とありました。平和を願う私たち一人一人が、二度と戦争の無い平和な生活が出来るように、草の根の運動を広げていきたいと思いました。
長崎の佐世保港には、米軍基地があり、イージス艦の護衛艦が数隻有り、弾薬庫は、民家と70メートルしか離れてない場所に有りました。港の水域は、80%以上が米軍への提供水域で、市民が制限なく活用できるのは、約19%だけです。また、平坦の少ない佐世保市街区域の20%を米軍、海上、陸上自衛隊の基地が占め、都市の発展の重大な障害になっているそうです。戦車が走れる強度の道路、米軍住宅などへの莫大な思いやり予算を、国民の生活のために使って欲しいものです。日本国内に、米軍基地がこんなにも多い事に驚きました。
原水禁世界大会に参加させていただきまして、ありがとうございました。

佐藤 優子