公害被害者総行動に参加して

2017年8月23日

報告に胸が熱く…

公害被害者の全面救済、公害の根絶と平和を求める第42回全国公害被害者総行動が6月7~8日、東京都内で行われました。水俣病や福島原発被害、大気汚染やアスベストなど45団体、約2000人が参加し、政府各省交渉・デモ行進・決起集会が行われました。大阪の代表団は42人、うち福島区から5人が参加しました。
本集会の基調報告では、様々な公害問題がある中で、今後、重要な局面にあるのが①原発、②アスベスト、③大気汚染の3課題であると指摘されました。原発、アスベストとも、全国で行われている損害賠償裁判の結審・判決が続き、大気汚染問題では、公害患者の命綱とも言える補償法を守る正念場を迎えます。
1日目夜の決起集会で、孫子らの未来に向け、命がけでたたかっている原発被災者やアスベスト被害者らの報告は、集会参加者の胸を熱くさせるものでした。基地問題など他の分野のどの報告も、憲法を破壊し、国民のくらしを犠牲にする安倍政権の暴走政治に対峙するたたかいです。「全国各地で地道に粘り強く奮闘されている様々な取り組みに大いに元気をもらった。私たちも頑張らねば!」と代表5名は決意を新たにしていました。