原発の再稼働許さない 関西アクションに3千 500 人

2015年6月10日

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3月8日、北区扇町公園で「3・8さよなら原発関西アクション」が3500人の参加で開催されました。福島第一原発事故から4年、今なお、12万2千人もの福島県民が避難生活を強いられており、いまだに事故は収束せず、汚染水は増え続ける一方です。昨年5月に福井地裁はこうした事態を「人格権の侵害」と判決を下し、福井県の大飯原発3・4号機の運転差し止めを命じました。ところが、関西電力はこの判決に従わず依然として再稼働をめざし、安倍政権も鹿児島県にある川内原発の再稼働をはじめ原発推進の動きを強めています。東日本各地では400万人が「放射線管理区域」に相当する汚染地域での生活を余儀なくされ、子どもの甲状腺がんなど健康被害も生れています。集会では「子どもたちにどれだけの重荷を背負わせるのか心が痛む。未来の世代のために原発推進の政策を食い止めよう」とのアピールを満場一致で採択。集会終了後、2コースに分かれてパレードが行われました。福島医療生協の組合員・職員あわせ30人も「再稼働やめろ!子どもを守れ!みんなを守れ!」と元気よくシュプレヒコールし、行進しました。