地域訪問、生協活動強め 仲間増やし推進しよう
2016年11月9日

介護保険制度改悪の実態を学ぶ参加者ら(9月1日)
「地域包括ケア」について学習
これ以上の介護改悪許されない
福島医療生協は10~11月の生協強化月間の成功をめざし9月1日にスタート集会を開催。職員・支部組合員あわせ38人が参加しました。
集会では、原水禁世界大会の模様を撮影した写真をふんだんに使った報告会が行われたあと、「地域包括ケア時代に求められる運動―介護保険大改悪を許さない共同を」と題し、大阪社会保障推進協議会・介護保険対策委員の日下部雅喜氏から講義をうけました。
日下部氏は、昨年度から大きく変わり始めた介護保険制度をわかりやすく説明しました。具体的には、要支援者のデイサービスと訪問介護事業を介護保険から外して無資格者のサービスでも対応できる市町村事業へ移行していくこと、将来的には要介護1~2の生活支援も保険から外すことも狙っていることなど明らかにしました。
また、利用料の2割負担や保険料の値上げなど、今後さらに国民負担を強いていく方向であり、それに見合うサービスを提供しない介護保険制度は「詐欺にあたる」と批判、改悪を許さない運動を強めようと訴えました。
集会では、組織部から月間方針が説明されました。(1)1500人との対話をめざし地域訪問活動を強める、(2)①保健講座、②ハイキング、③スクエアステップ=(以上、詳細は折込ビラ参照)をはじめ、府下全ての医療生協共催で実施する「健康チャレンジ」(7月号で詳報)など健康づくりの取り組みを成功させていく、(3)機関紙配布協力者をはじめとした生協の担い手を増やし、全ての支部で新班づくりと班会開催に旺盛に取り組んでいくことなど提起し、これらの活動を通して仲間増やしにつなげていくことを呼びかけました。