延ばせ!健康寿命 シリーズ…②
2018年6月6日
今回のテーマも前回に引き続き…
寝る前の安眠ストレッチ
理学療法士
峯松 容子
(野田診短時間通所リハビリ)
夜寝る前に行うストレッチの1番の目的は、脳と身体を睡眠モードへと導くことです。快眠を誘うためのものなので、「強度の低い」ストレッチを選び、呼吸を止めずに行いましょう。また、2018年3月号で紹介したストレッチと今月号のストレッチを通して行う事で、より効果が得られます。
1. 大きく伸びるストレッチ(図1)

図1
① 寝た姿勢で伸びをしましょう。
② ゆっくり深呼吸しながら、気持ちのいいところで止めます。そしてゆっくり力を抜きましょう、これを数回繰り返します。
2. 肩こりとストレス解消(図2)

図2
① 正座になって息を吐きながら両腕を前方に伸ばしていきます。腰は反らずに背中を丸めるようにして、額を布団(床)につけましょう。目線は自分のみぞおちです。
② 目を閉じてゆっくりと深く呼吸しながら20〜30秒キープします。
③ 骨盤や背骨を一つずつ立てるように、ゆっくりと上体を起こしましょう。
今回、紹介したストレッチも、「きちんと○秒間キープする」という決まりはありませんので、自分が気持ちいいと思える時間や強度で行うとよいでしょう。また、関節などに痛みがある方は可能な範囲内で行いましょう。