新年のごあいさつ

2018年1月1日

理事長 坪井 明人

組合員とご家族の皆さま、慎んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年は7月に、国連で歴史上初めて核兵器を違法化する「核兵器禁止条約」が、国連加盟国の6割を超える122カ国の賛成で採択され、核兵器廃絶に向けて新たな一歩を踏み出しました。被爆者を先頭に長年にわたる運動と世界の世論が実を結んだといえます。しかし、日本が唯一の戦争被爆国であるにもかかわらず、日本政府は核兵器を禁止する条約に反対の姿勢をとりました。日本人として深い悲しみと憤りを感じずにはいられません。
今年の福島医療生協は、平和憲法を守るために全国で取り組まれている「安倍9条改憲NO!
憲法を生かす3000万全国統一署名」や、負担増・給付抑制を国民に強いる医療・介護改悪の中止を求める運動をさらに広げます。そして、だれでも安心して暮らせる地域づくりをめざして、気軽に集える「居場所」づくりの取り組みを推進していきます。
厳しい情勢下ですが、 組合員と職員が力を合わせて 、事業や諸活動を発展させましょう。