新年のごあいさつ

2015年1月1日

組合員と家族の皆さまに謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

理事長 高本東行

理事長 高本東行

昨年は医療生協にとって大変厳しい年となりました。
医療・介護が年々改悪される中、医療生協の事業や経営も大きな影響を受け、昨年末には吉野診療所の統合や介護事業の再編等の抜本的対策を実行することになりました。組合員の皆様に
はご不便、ご心配をおかけすることになりますがご理解の程よろしくお願い申し上げます。

ところで昨年末の総選挙では自民党・公明党が3分の2を超える議席を獲得し安倍政権が続くことになりました。年明けからは原発の再稼働、春からは集団的自衛権の法整備と憲法改悪
への道ならし、ヘルパーやデイケアの利用抑制、医療費の負担増、年金引き下げ等が目白押しです。「めでたさも中くらいなりおらが春」と一茶が詠むように今年も目出度さどころか冷たさが
滲みる年になりそうです。

その一方で共産党が8から21へと議席を増やし大躍進しました。とりわけ医療生協にも縁の深い「清水忠史さん」が議席を獲得され、国会議員としての活躍が期待されています。厳しい情勢下、みんなで力を併せてこの難局を乗り越えていきましょう。

理事長 高本東行