歴史と下町情緒たっぷり 野田の町ウォッチング
2015年9月2日
生協保健活動委員会は6月6日、「野田の町ウオッチング」を開催し21人が参加しました。当日は野田地域の歴史・文化に造詣が深い組合員の斉藤裕久氏に講師をお願いし約1時間半の行程で行いました。野田には、古いもので百年も前から住民によって守られてきたお地蔵さん、江戸時代からの旧家、明治・大正時代に建てられた長屋や「トンネル路地」、昭和初期の建売住宅であった銅板仕上げの住宅、空襲の弾痕を残す家、石畳の路地など戦前にタイムスリップしたような原風景が色濃く残っています。ウオッチングでは、講師の説明に皆さんメモをとりながら熱心に聞き入っていました。野田で最も美しいとされるスポットを通りましたが、残念ながら酒屋と蔵を壊している工事の最中。
「何とか保存していけなかったものか…」など皆さん溜息をつく場面も。
「地域の隅々にお地蔵さんがいっぱいあるのに驚いた」「説明を聞きながらゆっくりと見れたのは良かった」
「他地域にも行ってみたい」など参加者から感想が出され、下町情緒たっぷりの野田の町並みを堪能できるウオッチングとなりました。