通信教育 学習会:「地域包括ケア」を みんなで考えよう!
2017年4月12日
今後進行する高齢化社会に向けて、自治体や町会はじめ地域の各種団体が連携し安心して暮らしていける街づくりがますます求められています。こうした中、福島医療生協は2月3日、各支部の組合員、看護師や事務職員、ケアマネジャーなど各職場の職員ら24名が参加し「医療福祉生協の地域包括ケア」について学習会を開催しました。
医療生協は学習教育活動を重視し、全国で毎年、組合員・職員を対象にした「通信教育」を実施しています。当生協は今年度、上記テーマの「通信教育」の受講を呼び掛け49名が受講。戦後日本の社会保障制度の歴史的変遷や、厚労省の「地域包括ケアシステム」の方針、全国各地の生協の取り組みなど紹介された120頁に及ぶ教科書を各々が読了・学習しています。
今回の学習会は「通信教育の内容を深めたい」との組合員さんの要望に基づき開催したもの。「介護支援センターえがお」の義本陽敏ケアマネジャーが講師となって、テキストのポイントを説明するとともに福島区や近隣区の介護サービスの現状、他地域での組合員さんが取り組む様々な支部活動をわかりやすく報告。意見交換では、職員と組合員さんとの交流にもなり有意義な時間となりました。
学習会では、今後とも各支部、事業所で「私達にどのような地域包括ケアの取り組みができるのか?」など話し合う場をもち、実践していくことの重要性を新たにするものとなりました。
学習会に参加して感想
地域包括ケアの学習会に参加させていただきました。自分のできる範囲で実践していきたいと思います。引き続き学習会をしていただいて情報交換する機会があればいいと思います。
倉田 幸子(玉川支部)