2016原水禁世界大会 世論と運動で核兵器廃絶を

2016年9月7日

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大会3日目の閉会集会

「核兵器のない平和で公正な世界のために」をテーマに、原水爆禁止2016年世界大会が8月2日~9日にかけて被爆地の広島・長崎でおこなわれました。
26カ国95人の海外代表と全国からのべ1万人以上が参加した世界大会は、「生きているうちに何としても核兵器のない世界を」との被爆者の願いにこたえ、「ヒバクシャ国際署名」に大きく取り組んでいく決意を固め合いました。
当医療生協からは、代表2人が4日~6日の広島大会に参加しました(2面に関連)。
今年の大会は、核兵器禁止条約についての実質的な議論が、国連の作業部会で開始される新たな情勢のもとで開催されました。国際的な動きに直接働きかけることになったのが今年の大会の特徴です。
ヒロシマデー集会では、「国連作業部会が国連総会に対して、核兵器を禁止し廃絶する条約の交渉開始をふくむ具体的な勧告を行うよう求めます」「圧倒的な世論と運動の力で、『核抑止力』にしがみつく国々を包囲し、孤立させましょう」と呼びかけた「広島からのよびかけ」(決議)が満場一致で採択されました。